今回はバイナリーオプションの裁量トレードで、RSIのみ使用した手法を解説していきたいと思います。
ではさっそく実践していってみましょう。
ゾーンに達する前に反発したらどうするの?
こんにちは。谷あきらです。
今回はバイナリーオプションの裁量トレードで、RSIのみ使用した手法を解説します。
今回エントリーした通貨ペアはGBP/USD(ポンドドル)です。
(※動画では日本時間1月7日の23:15満期でエントリーをしています。
丁度アメリカの中間選挙の開票結果が出揃ったあたりで、市場もリスクオフからリスクオンムードに切り替わり、ドルが買われるような局面でのエントリーとなりました。)
この時点での相場はファンダメンタルズ的な要素で言うと、
アメリカの中間選挙で市場が読めない中から、少し安心感が出たあたりを狙っていきました。
チャートはGBP/USD(ポンドドル)の15分足を表してます。
上矢印がちょうどエントリーした箇所です。

いつも僕はゾーンを引いてエントリーをしており、ちょうどここ近辺がゾーンを引けるエリアだったんです。
しかし、今回はゾーンまで達する前に反発してしまいました。

今回の様な相場だと、ゾーンやラインを狙っていてもそこに達する前に反発してしまうので、なかなか取りにくいのですが他の要因を上手く駆使してエントリーをしてみました。
ライントレードやゾーントレードしている方にとってはプラスアルファの要素として使えるかなと思いますので、是非参考にしてみて下さいね。
バイナリー裁量トレードでRSIだけ使った手法を解説
では、チャートを5分足に切りかえ、どういった基準で今回エントリーしていったのかというところを解説していきたいと思います。
今回は基準として『RSI』を取り入れてみました。RSIの中でもボリンジャーバンドを使った手法となります。
(RSIボーリンジャーに関しては別の記事と動画で解説しております。
無料のインジケーターもダウンロードできるので是非ご覧ください。)
↓ ↓ ↓

実際のチャートが以下の画像となります。
ちょっと見えにくいですが、画像下部の青い線がRSIの値で、灰色の線がRSIボリンジャーバンドです。

期間は以下の通り。
RSI:期間14
RSIボリンジャーバンド:期間14
インジケーターのパラメーターではボリンジャーバンドの標準偏差は今回2シグマに設定しております。
また、使用しているインジケーターは動画にもある通り、「RSI」「Bollinger Bands」「RSI Bollinger Sign」の3つです。
3つ目の「RSI Bollinger Sign」というのが自作のインジケーターになりますので、使用してみたいという方先ほどご紹介した記事からダウンロードしてみてください。
では実際これらをどのように使ったのか解説していきたいと思います。
チャートを見てみると、エントリーした時のRSIが30を下回っており、ボリンジャーバンドが2シグマにタッチしていることがわかります。
(以下の画像のポインターの部分)

実際タッチし終わると、赤い矢印が出るのですが、今回の場合はタッチした後に下ヒゲを伸ばして値が戻ってしまったので、
実際エントリーしたタイミングでは赤い矢印が出ていたんですが、サインは消えた状態になっております。
通常のゾーントレードやライントレードではなく今回の場合はオシレーターを一つ参考例にしてみました。
オシレーターの中でもRSIそしてボリンジャーバンドを付けた形で、RSIの標準偏差を求め、反発を狙っていったという形になります。
次は1分足で見ていこうと思います。
以下の画像が1分足のチャートですが、RSIとボリンジャーバンドを確認すると、やはりRSIが30を下回り、ボリンジャーバンドが2シグマにタッチしていることがわかります。

5分足でも1分足でも反発する可能性が高いことが確認できますね。
これらの要素を加味し、反発することが確認できてから実際にエントリーをしてみました。
エントリーの満期は確か次々足、14分後あたりだったのでそのあたりで利益確定となりました。
反発しそうな時に気を付けたいこと
今回はあえてゾーントレード使わずにエントリーしてみた例をご紹介しました。
よくゾーントレードやライントレードしている方から、
『ライン手前で反発してしまいます』『ゾーンに入らずに反発してしまいます』という質問をいただきます。
そのような場合は別のオシレーターやテクニカル的な見方をすると、ゾーントレードやライントレード以外でのエントリーポイントも見えてくるのではないかなと思います。
ただ注意していただきたいのは無理にエントリーをするというのは非常に危険だということ。
自分のバックテストやテクニカル、オシレーター的な要素等、しっかりとした自分なりの根拠を保った上でエントリーをしていくのがトレードで勝つための秘訣になります。
「ラインまで達してないけど、そろそろ反発しそうだからエントリーしちゃえ!」というようなトレードをしていくと、資金ショートする可能性が高くなります。
「ラインまで達してないけども、エントリーの根拠がこれだけある」といった状況でのエントリーの方が再現性もありますし、
また自分が勝った時、そして負けた時になぜ勝ったのかそしてなぜ負けてしまったのかという“理由付け”がしっかりできるトレードになるかなと思います。
なので、『根拠を自分なりにしっかり持ったトレード』を心がけていきましょう。

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