今回は、バイナリーオプションにおいて実際にエントリーしたポジションの根拠を解説していきたいと思います。
15分足のサポートゾーンを狙う

2018年10月17日 19:35満期 CAD/JPY
今回のエントリーでは、大きく2つのポイントを見て判断しております。
- 15分足でのサポートゾーンの判断
- オシレーター系インジケーターのダイバージェンス
まず、はじめにサポートゾーンの判断になります。
ゾーンについては動画でも詳細に説明しておりますので、詳しくはこちらを御覧ください。
今回のCADJPYを15分足で見てみると、エントリーしたポイントの数時間前に長い下ヒゲをつけた陰線のローソク足が確認できます。
ここに下の画像のようなサポートゾーンを引くことができます。

長い下ヒゲをつけたローソク足の実体とヒゲの長さに注目すると、
実体:ヒゲ = 1:1
になるので、サポートゾーンもそれなりに意識されるゾーンになることが分かります。
このサポートゾーンに再び値が戻ってきたタイミングを狙ってのエントリーをしました。
実際にエントリーしたポイントを1分足で見ると以下の画像のようになります。
サポートゾーンに入ってから多少値を揉んでから、反発しているのが分かると思います。
(サポートゾーンが意識されていた証拠)

オシレーター系のダイバージェンスを狙う
二つ目のエントリー根拠は、オシレーター系インジケーターのダイバージェンスです。
今回使用したオシレーターはCCI(商品チャンネル指数)になります。
CCIは、相場の過熱感を測るインジケーターで、買われすぎ・売られすぎを数値から判断する代表的なオシレーターになります。
一般的に言われているのが、数値+100%を超えたら買われすぎ水準。
数値-100%を超えたら売られすぎ水準であるということです。
今回は、この買われすぎ・売られすぎを判断材料にしたのではなく、
ダイバージェンス(逆行現象)を参考にしました。

上の画像(1分足)の赤矢印がエントリーしたポイントになります。
エントリーポイントより直近の安値部分(13:05)のCCI数値と、エントリーポイントのCCIの数値に注目してもらうと、
実際の値は切り下がっているのに、CCIの数値は切り上がっていることが分かると思います。
(画像の赤い斜め線を見てもらうと、分かりやすい。)
これがダイバージェンスの発生を意味しており、
一般的にダイバージェンスの発生は相場転換のひとつのシグナルであると言われています。
このことから相場が下降から、そろそろ上昇に変わる可能性があると予想できるわけです。
根拠の数が勝率を高める
今回のエントリーは、以上に書いた2つの要素から、相場が反発する可能性が高いと考えて逆張りエントリーをしました。
(実際には、基本的なファンダメンタルズ要素なども加味はしている。)
このようにエントリーする際には、いくつかの要素から値が反発する可能性が高いと判断してエントリーするかどうかを決めています。
初心者は、どうしてもラインに達したからなど、根拠がひとつあればエントリーしてしまいがちですが(僕も過去そうでした。汗)
エントリー根拠がどれだけ多いかで、自信にもなりますし、実際に反発の可能性も高まります。
是非、エントリーする際にどれだけの根拠があってエントリーするのかを意識してみてください。



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