こんにちは、谷あきらです。
今回は便利なツール『OANDAオーダーブック』について解説していきたいと思います。
「OANDA オーダーブック」とは?
今回ご紹介したいのはOANDAという取引業者が提供している『オーダーブック』というインジケーター。
このインジケーターは簡単に言うとオープンオーダーとオープンポジションをグラフ表示してくれるものです。
下の画像はOANDAのFXラボというページから見られるオープンオーダーです。
グラフはドル円なのですが、OANDAを使っているユーザーの現在の指値注文そして逆指値注文のポジションが表示されています。
引用:OANDA JAPAN
OANDAのオープンオーダーはOANDAの顧客の取引状況を公開したデータになります。
OANDAの顧客の未約定のオーダー価格水準割合を公開したオープンオーダーと保有中のポジションの取得価格の水準割合を公開したオープンポジションの2種類のデータがあります。
少し見えにくいですが、緑のラインが現在の価格で、画像だとドル円で107円42銭辺りです。
左側のオープンオーダー(未約定のオーダー価格グラフ)を見ると、下がってきた箇所でエントリーをしようと思って指値注文入れている人(オレンジの棒グラフ)が沢山いることが一目でわかりますね。
このようにOANDA取引業者内のみのオーダー水準ではあるものの、やはりある程度のトレーダー心理というのは働いていることがわかります。
こちらのグラフに関してはOANDAのFXラボというページを見ていただければ口座を開設せずに無料で見れます。
しかし、口座を開設すると更新頻度が高くなり、MT4上でこのグラフが表示できるようになるインジケーターが無料でもらえます。
とても見やすく、僕もムロパチも使用しているので興味のある方は是非OANDAの口座を開設してインジケーターを入れてみてください。
オーダーブックのインジケーター
オーダーブックのインジケーターを入れると、買い注文そして売り注文の割合がMT4のチャート上にグラフ表示されます。
こうして見るとどこにラインが引けるのか、そしてそのラインで反発が見込めるのか見込めないのか。というのが可視化して見えてきますので参考にしやすいと思います。

ただ注意していただきたいのはこれはOANDA口座を使っているユーザーの指値そして逆指値での注文の割合になりますので、100%当たるわけではありませんし機関投資家だったり大口のトレーダーというのは別の証券会社を使っています。
なので当然大口の注文は反映されてない可能性が高くなりますので、一つの大衆心理であったりとかトレーダー心理を見る参考にしていただければいいんじゃないかなと思います。
実際に使ってみよう
実際にどう使っていけばいいのかというと、例えば下の状況だと熱めの売り注文があり、黄色の部分にラインが引けることがわかります。

ラインが引けると仮定すると、そろそろラインに到達しますね。
到達したときに逆張りエントリーというのは手法としてはありなのですが、ラインを抜けた後もその値を追ってしまう…という初心者によくありがちな失敗が存在します。
心当たりある方もいるのでは無いでしょうか。
僕も始めたての頃、そのようにライン抜けたのにいつか反発するだろうと思って、ずっと追っていって負けを増やしてしまった経験があります笑
そういった方にはこのオーダーブック見ていただくと分かりやすいです。
左のグラフにしっかりと売りの注文が固まってますね。
なので、一度値が迫ってきたら反発が見込めるというのは分かると思います。
ただ注目してほしいのはその先。
右側のグラフを見ると買い注文もしっかり入っていることが分かりますね。
オーダーブックをうまく活用すると、ラインは引けるけどラインでの反発をせずに抜けていってしまった場合はもうエントリーしない方がいいなというのが買い注文と売り注文の割合を見ていただくとわかりやすいです。
なのでライン抜けでそのまま追撃してエントリーして負け続けてしまったとか、マーチンでライン抜けなのにそのまま追加でエントリーしてって連敗してしまうという方はこのオーダーブックは参考になるのではと思います。
ということでオーダーブックを活用すると現在の相場からどこが節目になっているのか、そしてとレーダー心理というのはどう働いているのかが見えてきますので、ぜひ初めて知った・まだ活用してないよという方は使ってみることをおすすめします。
動画も是非合わせて見てみて下さいね。ではでは。

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