こんにちは、谷あきらです。
今回は前回の動画の続きで、OANDAのオーダーブックを見ながらチャートの解説をしていきたいと思います。
バイナリーオプションをやられている方は是非参考にしてみてくださいね。
バイナリーでのレンジ相場チャンスを可視化してみよう
前回の記事はこちら。

前回はざっくりこのようなお話をさせていただきました。
・トレーダー心理を可視化したい場合、OANDAオーダーブックを使ってみよう
・ラインを越えた後のエントリーもオーダーブックを確認して連敗を防げる
今回の動画ではその続きということで他のチャートを見ながら解説をしていきたいと思います。チャート画像はこちら。

黄色の丸の部分を見るとレンジの期間が長く続いていますね。
15分足なので1日以上はレンジ期間が続いてるのかなと思います。
よくレンジ抜けのところを狙って逆張りエントリーをする方がいますが、レンジの抜けはどちらか一方に値が動きやすいです。
なのでどちらに注文が固まっているのかをオーダーブックで確認してみましょう。
青いグラフが買い、オレンジ色のラインが売り注文です。
こうして見ると、レンジ期間中に注文が入っている箇所が明確に分かりますね。
この場合は下値切り上げているので、多くのトレーダーが上に抜けるだろうと予測しているのも分かります。
保有中のポジション・オーダーポジションを分析してみよう
先ほどは指値・逆指値のグラフ(オーダーブック)だったのですが、次は保有中のポジションのグラフ(オープンポジション)をうつしたチャートも見てみましょう。
こちらはドルスイスの1時間足です。

黄色部分見るとレンジが続いていますね。
こちらは水色の部分が買いポジション、そしてピンクの部分が売りポジションを持っているトレーダーの割合です。
レンジ期間中は売りも買いもポジションを持っているトレーダーが多いというのが見てわかりますね。
1枚目のオーダーブックのグラフと比較すると、レンジ期間中は結構な割合でポジションを持っているトレーダーが増加し、逆指値で高値安値ラインに注文を入れているトレーダーが多いということが分析できます。
ここから何が言えるかというと、例えば値が上に抜けていった場合は逆指値がたまっているので、グラフにある注文が約定して上に行く力というのは強くなります。
そして上に抜けた場合、売りポジションを持っているトレーダーがポジションを手放す・損切りをするのでさらに値が上に行きやすいというのが分かります。
この2つの理由からレンジブレイク後というのはどちらか一方に値がいきやすいというのがオーダーブックを見ると一目瞭然ですね。
レンジ抜けた時にオシレーター、RSIやストキャスティクス等が反応し、シグナルが出てエントリーしたけども結果負けてしまった。という経験がある方というのはこのようなトレーダー心理が働いているため、どちらか一方に抜けていきやすいんだというのが理解できると思います。
ということで、今回はレンジ抜けは逆指値の注文が溜まっていて、レンジ期間中にポジションを持ったトレーダーが損切りを行うので値が一方方向に抜けやすいというのがオーダーブックから分析できるという話をしました。
自分のラインの答え合わせといった意味でもこのオーダーバック使えると思いますので、バイナリー初心者の方もぜひぜひ参考にしてみてください。
動画も是非合わせてご覧下さいね!ではでは。

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