基礎知識

RSIの数値頼みは危険!RSIのだましが起こりやすい相場とは?!

今回はRSIの期間設定時に気をつけたいことについてお話して行こうと思います。

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こんにちは、谷あきらです。
今回はRSIについてお話して行こうと思います。

↓動画でも解説しているのでよろしければご覧下さい↓

RSIの数値だけに頼って大丈夫?

 

RSIで一般的に言われているのが、
70を越えたら逆張りエントリー、30を下回ったら逆張りでエントリーというもの。

しかし、そういったRSIの数値だけを頼りにしてしまうと負けやすい傾向に陥ってしまいます。

なぜなら、相場の状況を全く加味していないから。

 

また、シグナルやアローだけを見てエントリーをしているという方も頭に入れておいていただきたいのが、基準の中にRSIが含まれている可能性が高いということ。

なので、シグナルだけに頼るのではなく、
相場の状況を自分で分析するという技術も必要になってくるというのを覚えていてくださいね。

今回はRSIの数値と気をつけたい相場についてお話していきたいと思います。

RSIの数値と考え方

RSI

では、実際の相場を参考にRSIのだましがどういった時に起こりやすいのかを見ていきましょう。

RSIはもともと相場の過熱感を表すオシレーター指標です。
なおで、70を超えたから買われ過ぎというのは一概には言えません。

 

例えば車の運転を思い出してもらえればわかると思うんですが、
車の運転で時速70キロを出してますと言われたら、果たしてそれは飛ばしすぎでしょうか?

これは状況によって変わると思います。

 

法定速度が50キロの一般道路の場合、70キロを出してたら、
当然それは飛ばし過ぎになると思います。

しかし、法定速度が80キロの高速道路の場合、
70キロをだしてたら範囲内ですし、安全運転といった基準になりますよね。

 

なのでどういった基準での時速70キロなのか?が大事です。
相場で言えば、どういった相場でのRSI70超えなのか?によって状況が変わってきます。

 

どんな相場だとRSIがききやすいの?

 

それではどんな相場だとRSIの数値がききやすいのでしょうか。

下の画像はUSD/JPYの5分足を表示させております。
簡単に赤い線でトレンドラインを引いてみました。

RSI だまし

このラインを引いた相場は上昇トレンドを組んでのがわかると思います。
このような相場はRSIの数値がかなり参考にしやすい相場というの覚えておいてください。

相場の特徴は以下の2つであることが分かると思います。

1・ローソク足の大きさが均等に推移している
極端な大陽線や大陰線は無く、しっかりとローソク足の一個一個の形や大きさ均等に出てきています。

2・相場内でしっかりと売り買いがされている
ずっと一方方向に相場が上がり続ける、または下がり続けているという相場ではなく、
上がったらまた下がって、上がって下がってと売り買いがしっかりとされています。
波形がしっかり見て取れる相場ということがわかります。

 

このような2つの特徴を持った相場はRSIの数値を参考にしやすい相場ということを覚えておいてください。

 

先ほどの車の例で言えば、安全運転をするゴールド免許ドライバーの相場でしょう。

安全運転のドライバーというのはまなるべく法定速度を守ろうとしますよね。

ただ運転していると当然速度が上がってしまうこともあります。
坂道で車のメーターを見たら、法定速度50キロなのに60キロメートルだとしたら、
50キロに戻そうとアクセルを緩めたりしますよね。

 

ちょっと上り坂で速度が落ちてしまった場合はアクセルを踏んで速度を上げようとする。
そのような安全運転をするドライバーというのは、当然値が上がっていって上がりすぎてしまったと思ったらメーターを見て速度ちょっと下げようと思うんですね。逆も然りです。

そういったドライバーがその一定の速度を保つために参考にしているのが、
車の運転で言ったら速度計になりますが、バイナリーで言えばこういったオシレーター系の指標になっていきます。

なので速度計を見ながら運転するのと一緒で
このような安全ドライバーの相場では例えばオシレーターが70を超えてきたということはちょっと速度がだしすぎなのかなといった判断をするので速度を下げたりします。

RSIのだましにあいやすい相場

 

今度はRSIのだましに遭いやすい相場を見ていきましょう。
下のチャートを見てもらうと分かりやすいんですけども、
丁度コーナーあたりから相場が急転換しているのが分かるんじゃないかなと思います。

RSI

それまでは小幅なレンジを組んでいたにもかかわらず、
急落していってそのまま下がり続けてしまっていると言った相場になります。

こういった相場でのRSI数値は当然30下回ったり、
逆に急上昇した場合は70を簡単に抜けてしまうというのが見て取れると思います。

なのでRSI数値が全然参考にならない相場なんですね。

 

先ほどのゴールド免許ドライバーの例で言えば、
こういった相場というのはトレンドに従っていない相場になりますので、
どちらかというと危険運転をしているドライバーの相場。

 

まあわかりやすいのがそれまでのローソク足の大きさが明らかに違ってきていますね。

さらにトレンドで売り買いがされていなくて、
売り一方に続いてしまっているというのは先ほどの特徴とは真逆の相場になってき
ます。

 

こういった危険なドライバーの相場で言えば、次にこのドライバーがどういった
運転をするのかがわからない相場。どっちの方向に急に動くかは分からない相場になり
ます。

なので当然RSIの数値も下回りますし、後の展開っていうのがなかなか読めにくいのでバイナリーオプションではいえばエントリーしにくい相場だというのが分かるんじゃないかなと思います。

 

RSIの数値だけを頼りにバイナリーオプションでエントリーしていると、
こういった場所っていうのはシグナルがなったりアローが出現したりし、どうしてもエントリーしたい局面になってくると思うんですね。

ただこのような相場の今までの流れをしっかりと見ていると
「いや今の相場っていうのはRSI30下まわったけども、危険な運転をしているドライバーの相場だというのであれば、無理に危険なドライバーの運転に乗っかる必要はない」ということが理解していただけたんじゃないかなと思います。

 

なのでこういった急上昇とか急落する相場、レンジからの急転換するような相場というのは無理に手を出さないようにしましょう。

そして、このようにRSIの数値だけに頼るのではなく、それまでの相場の動きを
しっかりとチャートから把握していってみましょう。

ではでは♪

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