バイナリーオプションに限らず、FXでもよく使われるオシレーター系指標であるRSIについて今回は説明していきたいと思います。
そもそも、RSIとはどのような計算から導き出された数値なのかを理解せずに使っていると、オシレーターに翻弄されますので注意しましょう。
オシレーターを使うときの注意点
僕は誰か偉い人が、その日の確率を勘で決めているのかと思っていたよ。
それで、降水確率はどうやって求めているの?
そこから、過去60年に渡って測定したデータと比較して、過去同じ状況が100回あったとしたら、
そのうち、50回が雨なら降水確率50%って求めるらしいんだ。
それは初めて知ったよ。
(まぁ、ネットで調べただけなんだけど・・・汗)
そのオシレーターの数値がどのように求められているか知らずに使っている人も多いよね。
僕も昔は、RSIの数値が70を超えたから逆張りだ~!!
なんて、初心者丸出しの取引をしていたよ。
RSIとは何なのか?
バイナリーオプションにおいて、オシレーターを頼りに取引をしている人も多いのではないでしょうか?
前述では、降水確率の例を出してみましたが、
降水確率の求め方がわからなかったところで、特段生活で苦労することは無いと思います。
しかし、バイナリーオプションにおいては、
自身で使っているオシレーターの計算式や求め方が分からないと、下手すればお金が無くなってしまいます。
例えば、有名なオシレーターである「RSI」の数値の求め方は分かるでしょうか?
そもそも、RSIとはRelative Strength Indexの略で、和訳すると「相対的な強さ指数」となります。
ポイントは「相対的」という言葉に隠されています。
要するに、現在の価格は過去◯本分のローソク足と比較して、
買いにどれくらい強いのか?(もしくは、売りにどれくらい強いのか?)を数値で求めているオシレーターになります。

単純な計算式で表すと以下の通りになります。
RSI=A÷(A+B)×100
A:直近14本について、終値で前の足から上昇した値上がり幅の平均
B:直近14本について、終値で前の足から下落した値下がり幅の平均
RSIは過去の相場が超重要
RSIの値は過去◯本分のローソク足の終値がベースになっているのです。
(◯本分というのは、RSIでいう期間の部分に該当します。)
ここが、先程ポイントとお伝えした「相対的」という部分になります。
つまり、RSIの値は(極端な言い方をすれば)現在の値を参考にしているのではなく、
過去◯本分のローソク足の動きを参考にしているのです。
ということは、過去のローソク足の動き方が全く違う相場でも、RSIだけを見ると同じ数値をつけていたりするのです。
ここから分かることは、過去の相場を見ずに、RSIの数値だけを頼りにしていると、簡単にRSIの数値に騙されてしまうということです。
次回は、RSIの騙しがどのようなときに起こるのかについて書いていこうと思います。
▼次回記事



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