基礎知識

あなたも勘違いしてるかも?!確率の収束を理解してバイナリーオプションを極めよう!

今回は投資をやっている方は是非理解しておきたい『確率の収束』についてお話していきたいと思います。

バイナリーオプションをやっている方も是非参考にしてみて下さいね。

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確率の収束を理解してバイナリーオプションを極めよう!

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こんにちは、ムロパチです。
今回は誰もが勘違いしやすい「確率の収束」について話していきたいと思います。

バイナリーオプションは勿論、投資全般で勝ち続けるためには様々なことを考えなければなりません。

投資

それは勝率だったり確率だったり、統計、期待値、投資心理学等、ものすごく沢山ありますよね。
様々な知識が必要とされる中、絶対に抑えておきたい重要な知識の一つ、それが今回解説する「確率の収束」です。

 

実はこの確率の収束に対して、間違った考え方を持っている人が非常に多いです。

バイナリーオプション含め投資全般、100%勝つ方法というのがありません。
なので、平均的に見た時に自分が優位性がある行動をとり続けなければいけません。

 

要するに、目先の勝敗に一喜一憂するのではなく、
平均値や確率、バイナリーオプションで言うと勝率というのをしっかりと把握した上で、
平均したらどれ位なの?という視点で行動をとり続けるべきだと思います。

それが「期待値」っていうものなんですね。

 

その大切な期待値っていうものを追い求める中で、
確率の収束を勘違いしていると本来期待値が取れる場所でなかなか期待値が取れなかったり、
またはその逆で期待値を取れていると思っていても実は取れてなかったといった結果につながってしまうことがあります。

 

しかし、確率の収束ってほとんどの人が習ったことないと思うんですね。
学校ではもちろん教えてくれませんし笑

なのでむしろ知らないのが当たり前かもしれません。

この記事をきっかけに、確率の収束は本当はそういうことなんだ!ということを改めて認識していただけたら、
僕としてもすごい嬉しいです^^

というわけで、ここからはその確率の収束に対する勘違いをいくつか紹介したいと思います。

確率の収束勘違いその①

まず一つ目なんですが、例えば、

「これだけ陽線続いたらそろそろ反発するでしょ!いい加減陰線来てもいいんじゃね?」

「こんなに一日で買ったらいい加減負けるでしょ;ちょっとかちすぎたかな;」

というような気持になったことありませんか?

このような合理的な根拠もないのに予測を歪めようとする心理を、経済学用語でギャンブラーの誤謬って言うんですね。

確率の収束とはまずこういうことではないですよっていうのが勘違い1になります。

確率の収束勘違いその②

例えばなんですが、連続で何日も負けが続き、その勝率が55%だとした時。

「確率は収束するんだからいつかその連続で勝つ日が来るでしょ」と思って、

「連続で勝つ日が来ないけど、ここの埋め合わせっていうのがいつか来るでしょ!」

っていうような考えも勘違いです。

要するに一時の偏った部分が連勝でも連敗でもどっちでもいいんですけれど、
そこっていうのが本来の確率から短期間で見たらかけ離れてるじゃないですか。

 

そのかけ離れた分っていうのがいつかその真逆が来て、
確率に収束していくんじゃないの?って思ってる人が多いです。

じゃあ何でこれが間違ってるのか?というのを解説していきます。

確率の収束について理解しよう

コイントス

今回は実際の相場ではなく、わかりやすいようにコイントスで実験をしてみたいと思います。
コイントスの方が1/2、50%の確率と単純なので、その確率の収束を説明するのに非常にわかりやすいかなと思いました。

 

例えば1回目トスした結果は表。

表が出ているので、この1回のその確率が出る確率っていうのは、
1回投げて1回表、100%の確率で表が出てます。

表のでた回数÷抽選回数×100で100%ですよね。

 

次にトスしたらなんとまた表が出ました。
2回投げて2回表なので確率は100%ですよね。

 

で、このまま10回トスしたらなんと奇跡的に全部表が出たとします。
全部表が出た時の確率は10/10。

以下の図の通り、要するに10÷10で、1×%、100%ですよね。

確率の収束

 

じゃあこの奇跡的に10連続で表が出た後の、11回目っていうのは何分の何で表が出るでしょうか?

このように聞くと「これだけ表だったら11回目でそろそろ裏でるじゃないの?」とか
「裏出る確率高くなるんじゃないの?」って思う方が出てくると思います。

またその逆で「表がこれだけトントン拍子で続いてるなら11回目も表かな!」と思う方もいると思います。

 

しかし、もう予想がついた方もいると思いますが、
この11回が確率は1回目の1/2と全く変わらない1/2なんですね。

要するに1回目表が出る確率も裏が出る確率も1/2ですよね。
何回も表が連続で出ても、結局この1回の抽選11回目の抽選っていうのは1回目と変わらない1/2となります。

極論この次の12回目も13回目も変わらない1/2で、
一回一回がちゃんと独立してる1/2なんです。

過去の結果は引きずらず、抽選は独立しているということです。

 

 

確率はいつ収束するの?!

 

ここまで聞くと、「じゃあいつ収束するの?」「帳尻どこであってくるの?」と思うと思います。

これは先ほどのあの10回目の続きなのですが、
続きの11回目から綺麗に裏表裏表裏表…と、1/2通りに出たとします。
《実際は勿論同じような結果にはならないですが、説明するためにちょっとわかりやすくきれいにしてみました》

確率の収束

どういうことかと言うと、10回目までは勿論100%で表です。

11回目に裏が出たら、11回抽選して10回表が出ているので、
表が出る確率っていうのは10 ÷11で90%になります。

12回目は表が出ました。
そうすると11/12で91%の確率で表が出ています。

13回目、11/13で次は裏、84%の確率で表が出てることになります。

で、この調子で100回まで行き100回抽選すると、55%表がでてることになります。

このままもう900回抽選し、結果が同じように交互に結果が出ると、505/1000になります。でいうと50.5%。

確率の収束

 

そうなんです。

勘の良い方はお気づきかもしれませんが、本来10回目の時は確率どおりの展開の場合、10回投げたら5回表が出て、50%5/10で50%になります。

しかし、今回10回目までの結果である10/10というのは本来の確率より5回多く表が出たわけですよね。

しかし、1000回目の確率、505/1000見ると、その5回は別に埋まっているわけではないことがわかります。

抽選回数が多くなったことによってこの一番最初の偏った部分の比率が小さくなり、結果全体の確率で言うと50%にどんどん近づいていっているのがわかると思います。

これが確率の収束っていう考え方になります。

 

今回は説明するために極端な展開にしました。

何が言いたいかというと過去の結果を参照し、抽選が成り立つのではなくて抽選は1回1回独立しているんです。

一回一回が全部独立して大きなその確率の偏りだったり、個々の抽選結果の影響がどんどん小さくなっていきます。

今回のこの例みたいな形で最初の5回のこの偏りが影響力が少なくなってって全体を
平均してみた時に平均値の50.00%にどんどん近づいていきます。

動画では別角度から見た計算方法も解説しているので是非ご覧ください。

 

 

ということで今回は確率の収束についてお話していきました。

必ず言えるのがそのこそこの結果が未来に影響することはないっていうことだけは理解して
おいてくださいね。

確率の収束をしっかり理解するとメンタル的にもブレることが少なくなってくるのではないかなと思います。

動画ではさらに詳しく解説しているので是非見てみて下さいね!

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