こんにちは、ムロパチです。
今回はバイナリーオプションでのウィリアムパーセントレンジを使った勝率を検証してみたいと思います。
ウィリアムパーセントレンジとは?!
ウィリアムズ%R(ウィリアムパーセントレンジ)を初めて聞くという方も多いと思います。
ウィリアムズ%Rは1966年にラリー・ウィリアムズ氏により開発されたテクニカル指標のこと。主に買われすぎ・売られ過ぎの水準を判断するために利用されてます。
オシレーター系ということですね。
詳しく説明すると、一定期間の最高値と最安値からなる価格変動幅の中で、
現在足の終値を、期間内の高値と比較し、相対的にどのレベルにあるのかを示したものです。
なのでざっくり言うと『ストキャスティクスの逆』みたいな感じです。
ちょっとざっくりかもしれないんですが笑
ウィリアムズ%Rは最初からMT4に入っているインジケーターで、設定するとサブウィンドウに表示されます。
見方としては、数値0が一番買われ過ぎ、数値-100が一番売られ過ぎという数値になります。
一般的な期間としては14が一応デフォルトになっております。
ウィリアムズ%Rの計算式がどうなっているかと言うと以下の図のようになっております。
そんなに難しい計算式ではないことがわかりますね。
開発者のラリー・ウィリアムズが凄すぎる…
ウィリアムズ%Rの検証に入る前に、開発者のラリー・ウィリアムズ氏が凄すぎるので、
ちょっと説明させてください笑
ラリー氏はアメリカの有名な投資家・投機家で1987年のロビンスカップという投資の大会で優勝しています。
その結果がなんと、11376%という驚異的なリターン。
倍率で言うと113.76倍ですね。すごすぎる・・・笑
さらにすごいのが、ラリー氏にはミシェル・ウィリアムズという娘がいます。
実は彼女はなんと女優さん。
映画『シャッターアイランド』や『ヴェノム』にも出演しています。
彼女も実は投資家の顔を持っていて、同じくロビンズカップで10倍のリターンを出して優勝してるんですね~。
なので親子でとんでもない投資家なんだそうです。
きっと父親のラリー氏から沢山学んできたのでしょうね。
ということで、そんなすごい人であるラリー・ウィリアムズのインジケーターはバイナリーオプションで使ったら勝率上がるのか?!を今回検証してみたいと思います。
ウィリアムパーセントレンジをバックテスト検証
今回もExcelでバックテストを取っていきます。
詳しい設定やバックテストの解説については是非動画を見てみてくださいね。
Excelの基本設定
今回のExcelの基本設定がこちら。
バックテスト結果
条件
スプレッド:0.2
期間:14
フィルターHigh:-20
フィルターLow:-80
結果
シグナル数:141,165回
勝率:50.86%
また、シグナル数多すぎです。1日117回も出てますね…。
では、ちょっと期間を変更してみましょう。
フィルターHighを-10、フィルターLowを-90でやってみましょう。
■条件
スプレッド:0.2
期間:14
フィルターHigh:-10
フィルターLow:-90
■結果
シグナル数:66,715回
勝率:51.92%
では、もっとフィルターを強めて、
フィルターHighを-5、フィルターLowを-95でやってみましょう。
■条件
スプレッド:0.2
期間:14
フィルターHigh:-5
フィルターLow:-95
■結果
シグナル数:32,402回
勝率:52.36%
では、今度は期間を変えてみましょうか。
期間14から期間9に変更した場合、勝率やシグナル数はどう変わるのでしょうか。
■条件
スプレッド:0.2
期間:9
フィルターHigh:-5
フィルターLow:-95
■結果
シグナル数:35,615回
勝率:52.02%
では今度は期間を延ばして21でどうでしょうか?
■条件
スプレッド:0.2
期間:21
フィルターHigh:-5
フィルターLow:-95
■結果
シグナル数:30,142回
勝率:52.37%
またもや微妙な結果に…
では最後に、極端にフィルターHighを-1、フィルターLowを-99でやってみましょう。
■条件
スプレッド:0.2
期間:21
フィルターHigh:-1
フィルターLow:-99
結果
シグナル数:7,371回
勝率:52.91%
日本時間10時~11時あたりは比較的勝率高めなことが判明しましたよ。
ウィリアムパーセントレンジの検証まとめ
というこで、今回のウィリアムパーセントレンジの検証結果は52%台からなかなか抜け出せないような結果でした。
要するにすごい人が発明したインジケーターだからと言って使えるとは限らないということ。
そもそもバイナリーオプションで使ってる段階でその人と同じような使い方ではないんですね笑
他の動画でも言っているように著名な人が使っているインジケーターだから良いとかではなく、
自分の目でちゃんと確認し、インジゲーターの特徴やインジゲーターの勝率がどれくらいかをしっかりと理解して使うのが一番いいのかなと思います。
バックテストは一日にして成らず。
明日も最高の勝率を求めて頑張ります笑
ではでは。

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