バイナリーオプションは、ほぼ1日中取引が可能です。
なのでエントリーが多くなる時間帯や勝率の高い時間帯を分析しないと、
1日中チャートを見ていなくてはなりません。
今回のコラムでは、実際にノウハウを使って、
どの時間帯がエントリーや勝率が高いのかを分析してみました。
勝ちやすい時間帯はいつ?
頑張っているんだけど、相場はほぼ24時間月~金曜日で動いているから、
寝る時間が分からなくなっちゃうよ。
相場を見続けないといけなくなるね。
もうひとつは、勝率の高い時間帯を狙うことだね。
インジケーターを使ってある程度シグナルを出しているならば、
バックテストで分析は可能だよ。
谷くんが使っているノウハウを教えてくれたら、
バックテストしてみるよ。
RSIを使って勝率の高い時間帯を割り出す
(本当に寝てるやん!)
頼まれたバックテスト終わったよ。
ありがとう!
勝率が高かった数値で、時間別勝率を出してみたよ。
◆条件◆
期間 | 2017年1月2日~2017年12月31日 |
ヒストリカルデータ | FXDD |
通貨ペア | USDJPY |
RSI期間 | 14 |
エントリー条件 | RSI数値 80 or 20 |
判定時間 | (逆張り)10分満期 |
◆結果◆
※横軸の時間はMT4時間(+6時間=日本時間)

ちょっとデータ数が少なかったわ。
時間ごとの勝率を導くのであれば、
最低でも5年分はデータが必要だね。(反省)
もう少しデータ増やしての検証しないと信頼性は低いね。
今度時間があるときに、またやっておくよ。
13年分のバックテストから時間別の勝率を導き出す
時間帯別勝率も持ってきたよ。
どうにか勝率を上げられないかな~と思って、
時間別の勝率に分けてみたんだ。
時間別の勝率を出していたんだね。
◆条件◆
期間 | 2005年1月5日~2018年4月30日 |
ヒストリカルデータ | FXDD(NZDJPY、GBPAUDを除く) |
通貨ペア | 17通貨ペア |
RSI | 期間14(70,30) |
ボリンジャーバンド | 期間20(±2σ) |
ストキャスティクス | 期間5,3,3(80,20) |
判定時間 | (逆張り)5分満期 |
◆結果◆
※赤色のセルは、ペイアウト率1.88倍の場合の損益分岐点は53.19%を上回っている
※黄色のセルは、TOP10%の数値(=勝率が高い箇所)
※横軸の時間は「MT4時間/日本時間」

平均勝率の黄色セルを確認すると、日本時間0時~7時が勝率高い傾向にあるね。
黄色のセルは日本時間0時以降に多く存在しているね。
今回の条件のバイナリーオプション逆張り相場では、
日本時間0時~7時の勝率が、ここ10年では高い傾向にあることが分かるね。
時間別にカウントしてみたのが、下の図になるよ。
◆結果◆
※赤色のセルは、濃度が濃くなるにつれて数が多い
※緑色のセルは、濃度が濃くなるにつれて数が少ない
※横軸の時間は「MT4時間/日本時間」

日本時間の深夜1時以降はエントリー回数が少ないね。
それと、日本時間9時、15~16時はエントリー回数が多いね。
そもそも、日本時間の6時~7時と1時~5時は、
傾向的に、そんなにボラティリティが無いからね。
相場が動きにくい時間帯なので、エントリーも少ないのだろうね。
相場が動きやすい時間帯だね。
日本時間15~16時は、ヨーロッパのマーケットが始まる時間で、
日本時間21~22時はアメリカのマーケットが始まる時間だね。
取引も活発になるってことだね。
つまり、時間別勝率をまとめると、今回の条件では、
日本時間0時~7時は、エントリー回数は少ないものの勝率は高い傾向にあるね。
勝率はそこまで高くないことが分かったね。
じゃあ、三大市場のオープン前後はエントリーを控えたほうがいいってこと?
ただ、谷くんがどんな裁量基準でエントリーするかによっても変わってくることだから、
そこは作戦を考えていったほうが良いね。
ボラティリティがあるときに戦えるノウハウなのか、
ボラティリティが無いときに戦えるノウハウなのか。
それによっても変わってくるね。
自己分析と自分がどんな相場で戦うノウハウを持つのか。だね!
なんか、トレーダーの考え方になってきたねぇ。
バイナリーオプションで勝ちやすい時間帯
今回は、13年分の17通貨ペアのバックテストを行ってみました。
逆張りの判断に有効だと言われているオシレーター指標、RSIとストキャスティクス。
あとは、テクニカル指標のボリンジャーバンドを用いて条件設定をしました。
13年間トータルの平均勝率は55.46%だったので、ここから時間別勝率を割り出し、
少しでも勝率が上がる時間がないか分析してみました。
その結果、今回の条件の場合、日本時間0時~7時に
平均より+1~2%の勝率上振れがあることがわかりました。
また、エントリー回数を時間別に見てみた結果、日本時間1時~7時は
ピーク時の約3分の1に減ることがわかりました。
つまり、今回のバイナリーオプション逆張り手法では、
日本時間の0時以降にエントリー回数は減るものの、勝率は平均より高い結果となりました。
また、エントリー回数が増加する時間帯は、三大市場のオープン前後となりました。
これは、市場参加者が増え、ボラティリティが上がることが原因だと思います。
つまり、ボラティリティがある相場ではエントリーチャンスが増える反面、
勝率は平均より落ちてしまう結果となり、注意すべき時間帯であることがわかりました。
このように、時間別に分析してみると、自分のノウハウがどの時間帯に強いのか弱いのかがわかり、
バイナリーオプションで戦いやすい相場が客観的に判明して、なかなか良かったなと思います。
是非、参考にしてみてください。



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