こんにちは谷あきらです。
今回はバイナリーオプションのトレード前に確認するべき相場というテーマで話をしていこうと思います。
最近『谷さんがトレード前に気をつけていることだったり、確認していることがあれば教えてください』といった質問いただきました。
僕自身がトレード前に見ている点としては大きく分けると2つつあります。
経済指標
1つは経済指標ですね。
その日にどのような経済指標があるか調べるのは必須です。
僕が使用しているサイトはザイFXですね。
経済指標の指標ランクでは◎やS、SSランクのものを注目しています。
重要経済指標の前後とかは相場がファンダメンタルズで大きく動きやすいので、
その時間帯は頭に入れておきます。
相場の流れ
2つ目確認していることとしては、その日の相場の流れを確認しています。
今回はこの相場環境をどのように見ているかといったところに注目して話をしていこうと思います。
特にサラリーマンとか仕事している方であれば家に帰ってきてからチャートを見るとなると、
早くて夕方の6時、遅くて9時とか10時ぐらいからチャートと観る方もいるんじゃないかなと思います。
なので今回はそういった夜の時間帯だけトレードする方目線でお話していきたいと思います。
■上位足を見る
まずトレードをする前に必ず見てほしいのが上位足。1時間や30分足ですね。
上位足を見ることによって、現在どちらに強い流れが発生しているのかがわかります。
相場は上位足のほうが強い力を持っていますので、バイナリーオプションでエントリーするとき5分足だけ見ずに、しっかり俯瞰して上位足を見て、トレンドを把握するようにしてください。
こちらはドル円1時間足ですが、下落トレンドで強い下落が発生しているというのが見てわかると思います。
現在の相場としては黄色いラインで1回反発し、戻値つけてまた下に再度挑戦してきているといった相場になりますね。
そして、黄色いラインがサポートラインになります。
なぜここのサポートラインかというと抜けて行ったらもう追わないほう方がいいことがわかりますし、抜けていがずにここでダブルボトム作って相場転換する可能性もあります。
なのでそういった際のここでの逆張りエントリーというのはチャンスになるというのが、
こういった1時間足上位足を見ることによって分かってきます。
そして15分足、5分足、1分足の各チャートはエントリー前には必ず見るようにしています。
■その日１日の相場の流れを見る
2つ目がその日１日の相場の流れを見るという事です。
緑のラインが始値です。
では順番にこの日の相場の流れを簡単に解説していきます。
①値が上昇しましたが①の部分で安値更新されました。
午前中に日銀の黒田総裁が参議院の決算委員会に出席するといったニュースがあったので、それが影響したのかもしれません。
②レンジを組んで安値を更新
③さらに安値を更新しました。本日の最安値ですね。
後場が閉まるころですが、日経平均が4日連続で続落ということもありリスク回避売りが続出し、円高も懸念され反発しました。
④ヨーロッパ市場が開かれ週初めという事で値が大きく動いてきました。
⑤長い下ヒゲついているので下値ちょっと重いかなということがわかります。
急激に下がってきたら反発が狙えたりしそうですね。
ということで、簡単に1日の相場がどのような相場の動きであったのかということを解説してみました。
分析してみると何もない以降無機質なチャートから、その日の大きい動きそしてトレーダー心理というのが見えてきますよね。
なのでエントリー前にはこういった準備体操を必ずして、どういった動きが発生しているのか、そしてその通貨ペアのクセを見てみて下さい。
例えばヒゲが多く付くチャートであったり、逆に全然ボラティリティーがないような相場だ
ったら、これから値動きが発生してきた時に注意が必要だなといった分析ができますね。
今回はエントリーする前に見るべき点ということで解説をさせていただきました。
特にサラリーマンの方とか夜からトレードする場合、今回のような分析をしてあげることによって、1日どんなチャートの動きがあってその通貨ペアはどのようなクセがあったのかなというもわかります。
さらに上位足に切り替えて、トレンドがどっち方向に発生しているのか。
例えば上昇であればローエントリーよりもハイエントリーを優先してエントリーしておこうとか、そのような戦略が立てられると思います。
是非しっかり分析したうえで、エントリーしてみて下さいね。
動画ではさらに詳しく解説しているので是非ご覧ください。
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