こんにちは、ムロパチです。
今回はMACDを分析してみた結果ということでやっていきたいと思います。
MACDとは?
そもそもMACDとはなんでしょう?
聞いたことがある方は多いと思いますが『Moving Average Convergence Divergence』を略したもの。
日本語に訳すと『移動平均収束拡散法』といいます。
なんだか難しいですが、まぁ簡単に言うと「2本に移動平均線でトレンドを分析する」というインジケーターです。
このMACDがどういう計算式なのかということなのですが、
以下の手順で計算すると算出されます。
①2本の指数移動平均線の値を計算
②2本の指数移動平均線の差を計算
③②の単純移動平均を計算
文字だけでは分かりにくいですね笑
なのでMT4の画面に映ります。
下のグラフがMACDです。

まず上に、オレンジと緑の2本の指数移動平均線を入れています。
期間はオレンジが12で緑が26です。
そして表示されているMACDなのですが、
以下の計算で成り立っています。
縦棒のヒストグラム=オレンジと緑の差
ピンクの線(シグナル線)=ヒストグラムの平均値(過去9本分)
大体イメージ湧きましたでしょうか??
ExcelでMACDを分析してみた
では次にどのような分析をしてみたかということで、
基本設定がこちら↓

エントリーのタイミングなのですが、
王道といわれている、MACDとシグナル線のゴールデンまたはデットクロスでのエントリーとします。
分析結果
Excel分析の説明は動画をご覧くださいね。
エントリー回数:18783回
Highエントリー:9091回
Lowエントリー:9692回
勝率:45.33%
次にフィルターをかけていきたいと思います。
どんなフィルターかというと、
急激に値が動いた時、指数移動平均線の短期・長期の隙間が広がります。
その点を利用して、急激な値動きがあった後にゴールデンクロス・デッドクロスでエントリーしてみたいと思います。
エントリー回数:3140回
勝率:47.64%
フィルターはこのままで期間を変えてみましょうか。
短期と長期を半分にしてみた結果↓
エントリー回数:1745回
勝率:49.23%
まぁベースが低いからなぁ…
次は逆に期間を2倍にしてみましょう。
エントリー回数:3278回
勝率:47.22%
という事で、MACDの分析結果は『バイナリーで基本的な使い方をしても勝てない可能性が濃厚』となりました。
まあ、もちろんよりもっと様々なフィルターをかけたり、他の通貨を試したりしないとわかりませんが、とりあえず今回の数字のいじり方や条件では難しいことがわかりました。
MACDなんですけれど、今回この指数移動平均線2本使用し、その差を出して平均化させるというやり方でした。
エクセルでバックテストできるのであれば、
別指数移動平均複数の単純移動平均線だとどうなるのか、
またこのヒストグラムに対してRSIとかボリンジャーバンド入れたらどうなるの
とか色々なバックテストが可能なので、出来る方は是非試してみて下さいね。
ではでは♪

645万パターンのバックテストから、最適なエントリーポイントのみ抽出した、バイナリーオプション専用のシグナルインジケーターです。
全16通貨ペアごとに最適化された、今までにないインジケーター。バージョンアップ版も永久無料配布しております。