前回の記事では、バイナリーオプションにおいて孫子の兵法を用いることが重要だと書きました。
「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉からもわかるように、
相場の知識や自分の手法の勝率も重要なのですが、一番疎かにしやすい自分の性格を知りましょうということです。
YouTube動画
己を知ればバイナリーオプション殆うからず
肩の調子はどう?治った?
もう、自分のレベルに合わないトレーニングはしないようにするよ。
まずは自分自身のことをしっかり分析して、自分に合った手法を取り入れるのがいいと思うよ。
自分自身を分析するって、どうやればいいの?難しくない?
なかなか、社会人になると自己分析ってやらなくなるよね。
ジョハリの窓を知っているか?
まず、最初に自分自身を知る(分析する)ということはどういうことなのか、有名な図を使って紹介しようと思います。
それが「ジョハリの窓」という考え方。
詳しくは下の図を見てもらうと分かりやすいですが、自分自身を4つの窓で表す考え方になります。

「自分」から見て、知っている部分・知らない部分。
「他人」から見て、知っている部分・知らない部分。
の合計4通りの組み合わせを、窓のように4つの区画に分けて考えます。
その結果、以下の4つの窓(エリア)ができます。
- 「開放の窓」 自分も他人も知っている自己
- 「盲点の窓」 自分は気がついていないが、他人は知っている自己
- 「秘密の窓」 自分は知っているが、他人は気づいていない自己
- 「未知の窓」 誰からもまだ知られていない自己
ジョハリの窓では、全ての人がこの4つの窓を持っていると考えます。
そして、大切なのはここからです。
自分を知るということは、開放の窓を広げていく作業が必要であるということなのです。
どういうことかというと、今度は以下の図を見てみてください。

開放の窓が広がると、必然的に「盲点の窓」や「未知の窓」までもが、小さくなるのが分かると思います。
これにより、今まで自分では知らなかった自分がわかってくるのです。
では、開放の窓をどのように広げていけばいいかと言うと、方法は以下の2通り。
- 「盲点の窓」を小さくする。
- 「秘密の窓」を小さくする。
「盲点の窓」を小さくする。
盲点の窓とは「自分は気がついていないが、他人は知っている自己」です。
このエリアを小さくするためには、何をすればいいかと言うと、
他人(友人や家族など)から、自分はどんな性格なのかをフィードバックもらうことです。
例えば、友人に「僕ってどんな性格に見える?」とか、
家族に「私の良いところと悪いところを、それぞれ3つずつ教えて」などと聞いてみることです。
普段、なかなか聞く機会がないと恥ずかしいですが、思い切って聞いてみると、
自分では「そんな風に見られているなんて知らなかった」などの一面が出てきたりします。
僕も昔、友達数名でお互いの印象(良いところ・悪いところ)を匿名で紙に書いて交換し合ったことがあります。
匿名なので、誰が書いたかはわからないため、思い切ったフィードバックがもらえて新鮮でした。
そのようなフィードバックをしあえる友人がいれば、是非ゲーム感覚でやってみるのも面白いと思います。
「秘密の窓」を小さくする。
秘密の窓とは「自分は知っているが、他人は気づいていない自己」です。
このエリアを小さくするためには、
自分から他人(友人や知人)に自分の隠している部分をオープンにしていくことです。
例えば、いつもは旅行の計画や食べたい料理などを友人に任せていたり、従っていたりした人は、
自分から行きたい場所や食べたいものを伝えてみたりするのもいいと思います。
また、いつもは遠慮して発言しなかった友人にも積極的に話したり、冗談を言ってみたりするのも、
今まで隠していた自分を他人に見せていくことにもなるでしょう。
あとは、なかなか人と話すことが苦手な人(僕もそうですがw)は、
ブログやSNSで、自分自身の考え方や今現在やっている活動などを発信していくこともオススメです。
バイナリーオプションを一生懸命やっているのであれば、
バイナリーオプションのブログを開設しても良いと思いますよ。
主人公のスキルを知らずにボス戦へ挑んでいないか!?
まとめると、
- 他人からフィードバックをもらうことで、「盲点の窓」を小さくする。
- 自分の考えを他人に伝えることで、「秘密の窓」を小さくする。
ことが可能です。

これによって、必然的に未知の窓(誰からもまだ知られていない自己)が小さくなることも図からも分かると思います。
自分のインプットとアウトプットが新しい領域を拡大していき、
最終的には、未発見のエリアまでも開放していく考えが、ジョハリの窓の非常に興味深い使い方になります。
今回は、ジョハリの窓の概念と自己分析で活用するためにはどうしたら良いのかをお伝えしました。
あとは、実践あるのみです。
バイナリーオプションにおいて、こんな自己分析関係ないや。
と思うかも知れませんが、
ゲームで主人公のスキルや能力を知らないまま、ボス戦に挑むことほど無茶なことは無いのと同じで、
自分を知らないまま、大切なお金をバイナリーオプションに突っ込むことほど危険なことは無いと思います。
是非、馬鹿にせずにまずは騙されたと思って、やってみてください。



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