ストキャスティクスだけの勝率って一体どれくらいあるのでしょうか?
今回はExcelを使ってしっかりと分析していきたいと思います。
ストキャスティクスだけの勝率を分析してみた結果…(前編)
こんにちは、ムロパチです。
今回はストキャスティクスの勝率について、いつもの如くExcelで分析してみました。
ストキャスティクスとはなんぞや?計算式は?という方は、
まず、こちらの記事を先に読んでもらったほうが頭に入るかなと思います。

ストキャスティックスはバイナリーオプションされている方であれば、殆どの方が聴いた事ある単語だと思います。
でも、実際勝率どれくらいなの?って思っちゃいますよね?
僕は思ったので検証することにしました笑
今回の検証内容なのですが、以下の通りでやってみます。

よく80超えると買われ過ぎ、20超えると売られ過ぎと言われるストキャスティクス。
単体で使用した場合勝率はどれぐらいなのでしょうか。
さらに、スプレット数値を変動させた場合の勝率も気になりますね。
例えばスプレッドを0から0.4にした時にどれくらい下がるのか、逆に無しにしたらどれくらい勝率が上がるのか。
また、時間帯ごとのシグナル数・勝率、期間を変更した場合。
最後に、ストキャスティクスを調べてみると%Kと%Dで高値圏でのデッドクロス
安値圏のゴールデンクロスを推奨していることが多いです。
この教科書通りの条件でもしっかり分析してみたいと思います。
ストキャスティクス分析にあたってのExcel設定

↑こちらが今回のExcelの設定。
基本的に5分足でいつも通り5分足でUSD/JPY。
期間は2014年の1月2日~2018年の12月31日の5年間。
判定時刻10分のスプレッドは0と0.2と0.4それぞれやってみたいと思います。
ストキャスティクス検証結果
【条件】
スプレッド:0pips
%K:5
買われ過ぎ:80
売られ過ぎ:20
【結果】
合計シグナル数:103,252回
勝率:53.32%
また、時間に注目するとNY時間より日本時間の方が相対的に勝率が高いことがわかりました。(詳しくは動画見てね!)
次はスプレッドを付けてみます。こちらの方が現実的ですね。
【条件】
スプレッド:0.2pips
%K:5
買われ過ぎ:80
売られ過ぎ:20
【結果】
合計シグナル数:103,252回
勝率:50.66%
更にスプレッドを上げてみましょう。
【条件】
スプレッド:0.4pips
%K:5
買われ過ぎ:80
売られ過ぎ:20
【結果】
合計シグナル数:103,252回
勝率:48.17%
次はスプレッド0.2pipsに戻し、ストキャスの数値も変えてフィルターを強みてかけてみます。
【条件】
スプレッド:0.2pips
%K:5
買われ過ぎ:90
売られ過ぎ:10
【結果】
合計シグナル数:24,814回
勝率:52.47%
と言っても、損益分岐勝率より低いので、あんまり使えないかなと思います。
では今度は%K(期間)を10にしてみたいと思います。
【条件】
スプレッド:0.2pips
%K:10
買われ過ぎ:90
売られ過ぎ:10
【結果】
合計シグナル数:33,815回
勝率:52.72%
【条件】
スプレッド:0.2pips
%K:15
買われ過ぎ:90
売られ過ぎ:10
【結果】
合計シグナル数:39,188回
勝率:52.54%
日本時間の深夜帯だとシグナル数が非常に多くなって勝率が若干高い傾向にあるのがわかりました。
ここまで、まぁまぁ微妙な結果となっておりますが、後編では教科書通りの%Kと%Dで高値圏でのデッドクロス・安値圏のゴールデンクロスで検証してみたいと思います!
ではまた明日!

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