バイナリーオプションをやっていると、テクニカル分析を重要視しがちだが、
ファンダメンタルズ分析は必要無いのだろうか?
ということで、今回はバイナリーオプションで勝率を上げるのためのファンダメンタルズ分析について書いてみました。
テクニカル分析 vs ファンダメンタルズ分析
「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」両方共使っている?
それぞれ、一長一短があるから互いに補い合う形で使うのがいいね。
そもそも、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の違いってなんだっけ?
じゃあ、そこから説明していこうか。

ファンダメンタルズ分析とは?
そもそも、ファンダメンタルズ(fundamentals)とは、
国の経済状態を判断するための基礎的条件。経済成長率・物価上昇率・失業率・国際収支など。(参照:デジタル大辞泉)
のことを言う。
そこから転じて、FXやバイナリーオプションでは景気の動向や金利などを分析して、為替の動きを予想する手法。
と言われています。
例えば、アメリカの雇用が上向きなので、アメリカ景気は好調だと判断できるので、ドルを買おう。とか、
イギリスでブレグジットの本格稼働に向けた動きや発言が目立つから、ポンドは今後値を上げるかも知れない。
なので、今のうちにポンドを買っておこう。など。
簡単に言えば
「国ごとの景気の良し悪しをニュースや発表から判断して為替取引をする手法」です。
このことからも分かるように、
ファンダメンタルズ分析には情報が重要になってきます。
テクニカル分析とは?
次にテクニカル(technical)とは、
技巧的。技術的。の意味。(参照:デジタル大辞泉)
実にシンプルですが、FXやバイナリーオプションで言えば、
ローソク足など使ったチャートの動きを分析して、この先の為替の動向を分析する手法です。
テクニカル分析には、大きく分けて以下の2種類の分析方法があります。
- トレンド分析
- オシレーター分析
トレンド分析とは?
トレンド分析は、ローソク足の動きから、細かい相場の値動きを分析・予測する手法です。

上の画像のように、トレンドラインを引いたり、
水平線を引いてサポート・レジスタンスラインを判断して、今後の為替の動きを予想する手法です。
他にも、ローソク足の形状や酒田五法、移動平均線やダウ理論、エリオット波動などの知識がここにあたります。
オシレーター分析とは?
オシレーター(oscillator)とは、そもそも「振動するもの」の意味です。
そこから、FXやバイナリーオプションでは、相場の振動?=過熱感を判断する意味になっています。
つまり、相場の過熱感(買われすぎ・売られすぎ)に注目して、値動きを予測する手法です。

上の画像では、代表的なオシレーター分析方法である、RSIとCCIを載せてみました。
赤線の部分のように、オシレーターの数値から、相場の過熱感を読み取り、
買われすぎの数値だから、そろそろ値が下がるだろうと判断してショートを入れたり、利確したり、
バイナリーオプションではローエントリーを入れたりする方法です。
バイナリーオプションのファンダメンタルズ分析
先にも述べた通り、バイナリーオプションではテクニカル分析がよく使われる傾向にあります。
ネットで情報発信している人も、テクニカルについての話を中心にしていることを多く見かけます。
例えば、ライントレードや、RSI、ボリンジャーバンド、移動平均線など。
バイナリーオプション用のツールもほとんどが、オシレーターなどのテクニカルの要素から作られています。
バイナリーオプションにおいて、ファンダメンタルズ要素は必要ないのでしょうか?
僕の答えは「NO」です。
では、どのような基準でファンダメンタルズ分析を上手くバイナリーオプションに取り込めばいいのか。
次回の記事で詳しく書いていこうと思います。



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